オーストラリアの田舎町、Coolah(クーラ)から春をお届けします

こんにちは。
StudioSPECのえりこです。

現在は期間限定で、農場のお手伝いをするためにNSW州の田舎町で生活しています。

日本ではすっかり秋模様と聞きました。一方、こちらオーストラリアでは季節が正反対。

私の住んでいる田舎町、Coolahには待ちに待った春がきました。

Coolahはシドニーから車で約5時間の田舎町。人口900人、農業が主な産業の、とってものどかな所です。

Coolahの発音は「クーラ」に近いです。

今回はそんなCoolahの春の様子をご報告します。

赤ちゃんシーズン

今農場では、動物達のベイビーシーズン真っ最中。

毎日農場のあちこちで、赤ちゃんが誕生しています。

そこで、毎朝、母親や赤ちゃんの様子を確認するために見回りをします。

農場内は広いので、車での移動です。

cattle

数日前に生まれたばかりの子牛。

このように、常に母親と一緒です。

horse

こちらは子馬。足の長さにびっくりです。

農場には、他にも2匹のアルパカがいます。

alpaca

近くに寄ってみると。。。

alpaca02

あらこんなに接近してくれて、とっても人懐っこい。

と近づくのは禁物です。蹴りとつば吐き攻撃にあいます。

こんなに攻撃的にもかかわらず、こちらの農場では、アルパカを飼うのは一般的な様です。

かわいいから?毛のため?と思う方もいるかも知れません。実はこのアルパカ達、この農場でとても重要な役割をもっているんです。

働き者?のアルパカ

アルパカはとても警戒心が強く、自分の領域に入った物に威嚇する習性があります。
そのため、多くの農場が、狐などの猛獣から、牛や羊を守るためにアルパカも一緒に飼育しているのです。
彼らは常に、牛や羊の群れと一緒に移動し、どんなに遠くからでも目を光らせています。その抜かりのない仕事ぶりには、思わず感心してしまいます。

何年も毎日顔を合わせている農場主にさえも、未だに警戒するという徹底ぶり。

毎日がサファリパーク気分

農場内は極めて自然に近い環境のため、野生動物も多く見かけます。

トラックの荷台からカンガルーの群れを眺めながら移動することも。

まるで毎日がサファリパーク気分です。

今回は、日本ではあまりお目にかかれない色とりどりの野鳥をご紹介。

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この色彩センス、勉強になります。Galahというオウムの一種です。

bird02

風になびく、とさかを激写。

Sulphur-crested Cockatoo(通称: Cockatoo)という、鳴き声がとってもうるさいオウムです。シドニーなど、都心でもよく見かけます。

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kookaburraというオーストラリア固有の鳥です。

ずんぐりむっくりとした愛らしい姿で、地元民にも親しまれています。

カワセミの一種らしいですが、森に生息し、他の鳥や虫を食べるようです。

その鳴き声が人が爆笑しているように聞こえることで有名な鳥です

この度、約3ヶ月農場に滞在して、素朴ながらも、毎日とても新鮮な田舎暮らしにすっかりハマってしまいました。

皆さんも、今度の休暇には農場滞在なんてのはいかがでしょうか?

きっと都会ではできない体験が待っていますよ。

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