デザイン仕事と料金!?

来年でデザイナーの仕事をはじめて30年になります。

私の目指すデザイナーは簡単に言ってしまうと「何でもできる」デザイナー。

デザインスキルはもちろん、クライアントやプロジェクトチーム、業者とのコミュニケーションが上手く取れ、
印刷、ウェブ、マーケティングの知識や経験を持ち合わせるデザイナー。

これが「スーパーデザイナー」だと思っています。

そして、最近ようやくデザイン料金について改めて意思を固めたことがあります。

デザインの仕事って、
「時間を掛ければいいものができる、、、!?」

確かに!

では、デザイン料金は何が基準?

時間?

いやいや、時間を掛ければいいというものでもありません。
仕事が遅い人ほど、稼げるっておかしい話だし。

結局デザイン料金って、一般的にはあってないようなモノだと考えています。

今では、デザイン料金について、インターネットでさまざまな情報が提供されています。
ある程度の料金基準的なものを公開しているサイトもあるけど、
結局デザイン料金って、一般的にはあってないようなモノだと考えています。
たとえ、作るサイズが同じでも、デザインによって内容はそれぞれ違うし、もちろん作業量も異なる。

細かな作業の料金表を作成?

もちろんガイドライン的なものは作っておくに越したことはないが、
目に見えない作業や時間もたくさんあるのがデザインの仕事です。

なので、大切なのは、クライアントがそのデザインする人が提示する料金に価値をもたれるか、否か。
それには、信頼や実績が必要です。

つい最近まで、ずっと課題にしていた料金設定だけど、
これまで30年の経験の中で、色々な料金基準を見てきた中で、
今では、作る側がハッピーな料金をクライアントに提示する。
それで仕事が取れなくなるのは、仕方がないことと考えています。

生意気な奴、そんなビジネス甘くないと考える人もいるかもしれないけど、
私が考えるプラスの循環はこうです。

私が考えるプラスの循環

私が考えるプラスの循環

両者がハッピーでないと良いものは作れない。

ハッピーであるなら、全てを出して良いものが提供できる。

それがクライアントへの結果や満足につながる

そして、良い信頼関係が深まる

ということです。

無理をすれば必ず無理が生じて、うまくいかなくなる。
だから、ひとつひとつのお仕事、そして、携わる人を大切に
これからも確実に進んで行きたいと思います。

今回、料金のことを主に書きましたが、デザインについてもっともっと、たくさんの人にお伝えしたいことがあります。
それは少し先になりますが、2014年2月15日に発進する、SPEC Design Stream という、
動画授業配信でどんどん、お伝えした行きたいと企画中ですので、是非ご期待ください。

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